行列店が順番待ちQRを導入するときのチェックリスト

公開・運営 有限会社インデックススタイル

行列ができるお店は、導入初日から多くのお客さんが一度に使います。そのため、始めてから直すより、始める前に確認しておくことが大切です。ここでは、順番待ちQRを導入するときに確認したい項目を、準備の順番に沿ってチェックリストにまとめました。

1. 端末・通信・人の確認

まず、待ち列ボードを操作する端末と、それを使う人を決めます。eat-fast は、スマホかタブレット1台と、ログイン用のメールアドレスがあれば始められます。パスワードは使わず、届く6桁のコードでログインします。

  • ボードを操作するスマホかタブレットを決めた(営業中に電源と通信が保てる)
  • ログインに使うメールアドレスを決めた(スタッフも使う場合は、スタッフのアドレスも登録する)
  • 店名・お店のURL名・住所・電話番号を手元に用意した
  • 営業中に誰がボードを見て呼び出すか、担当を決めた

2. QRコードの出し方を決める

行列が店外にできるお店は、QRの出し方で運用のしやすさが大きく変わります。出し方は大きく2通りです。

ひとつは、タブレットに60秒ごとに変わるQRを表示する方法です。写真や使い回しで遠くから参加されにくく、お客さんに位置情報の許可をお願いしなくても使えます。ただし、営業中ずっと電源と通信がある状態で、入口から見える場所に表示端末を置く必要があります。

もうひとつは、QRを印刷して貼る方法です。機材は要りませんが、位置情報の確認をオフにしていると、QRの写真を持つ人が離れた場所から参加できてしまいます。印刷QRを使うなら、位置情報の確認をオンにするのがおすすめです。両方を組み合わせることもできます。詳しい比較は、お店の方へ:順番待ちの使い方ガイドにあります。

  • 動的QR(60秒ごとに変わる)か、印刷QRか、両方かを決めた
  • 動的QRなら、表示端末を置く場所とスタンドを用意した
  • 印刷QRなら、位置情報の確認をオンにして、範囲(半径)を決めた

3. 設定値を決める

店舗管理の「設定」で、運用の目安になる値を決めます。初期値のままでも始められますが、行列店では次の3つを見直す価値があります。

  • 呼び出し後、不在にするまで(分):初期値は10分。お店の周りで待ってもらう距離感に合わせて決める
  • 「まもなく」を知らせる組数:初期値は3組。お客さんが店に戻るまでの時間を考えて決める
  • 1組あたりの目安時間(分):初期値は5分。お客さんの画面の待ち時間の目安の元になるので、実際の回転に近い値にする

4. 店頭の案内と、スタッフへの周知

お客さんが迷わないように、店頭にQRコードと一言の案内を出します。印刷用ページには、手順のアイコンと店名が入ったデザインがあり、A5とA4から選べます。お客さんはQRを読み取り、人数を選んで参加するだけで、アプリや会員登録は要りません。

スタッフには、呼び出し・再呼び出し・案内した・不在・キャンセルの意味と、電話や店頭で受けたお客さんを「手動」で追加するルールを共有しておきます。お客さんの画面に出るのは前に何組いるかであり、待ち時間の保証ではない点も、そろえて伝えておきましょう。

  • QRコードを入口から見える場所に出した
  • スタッフ全員がボードの操作と「手動」追加を把握した
  • スマホを使わないお客さんへの案内方法を決めた

5. 試運転をする

本番の前に、登録なしで試せるデモで一通りの流れを見ておくと、スタッフの理解が早まります。そのうえで、開店前に実際の店舗で、スタッフのスマホからQRを読み取って参加し、ボードに表示される、呼び出すとスマホに表示される、というところまで確認します。印刷QRと位置情報の確認を使う場合は、「位置判定をテスト」で入口付近が合格になるかを試します。

  • スタッフのスマホから実際に参加して、ボードに出ることを確認した
  • 呼び出しがお客さんの画面に表示されることを確認した
  • 位置情報の確認を使う場合、入口付近で合格になることを確認した

6. 止まったときの備えと、費用の確認

順番待ちの機能は無料で、初期費用・月額費用はかかりません。一方で、無料の機能のため、メンテナンスや外部サービスの障害で予告なく停止することがあり、稼働の保証はしていません。行列店ほど、止まったときの影響は大きくなります。紙に書いて案内する用意と、通信が切れたときの手順を、事前に決めておきましょう。

なお、急ぐお客さん向けの有料の優先レーン「ファストパス」は、お店が使うかどうかを選べる任意の機能です。使わなくても順番待ちは無料でお使いいただけます。使うには、店舗が売上受取(Stripe)の登録を済ませる必要があります。手数料は売上の20%と決済手数料3.6%です。詳しくはファストパスを導入するときの注意点をご覧ください。

  • 紙で案内できる備えを用意した
  • 通信が切れたときに誰が何をするか決めた
  • ファストパスを使う場合は、売上受取の登録と価格・手数料を確認した

チェックが終わったら

ここまで確認できたら、無料で始めるから登録できます。導入前に確認したいことがあれば、導入のご相談からお問い合わせください。

よくある質問

導入にどれくらいの機材が必要ですか?
待ち列ボードを操作するスマホかタブレット1台と、店頭に出すQRコードです。QRは印刷して貼るか、タブレットに表示します。お客さん用のアプリや専用の機器は要りません。
行列が店の外にできても使えますか?
使えます。60秒ごとに変わるQRをタブレットに表示する方法なら、写真や使い回しで遠くから参加されにくくなります。印刷QRを使う場合は、位置情報の確認をオンにするのがおすすめです。
お客さんが使い方で迷うことはありませんか?
お客さんはQRを読み取り、人数を選んで参加するだけです。スマホを使わないお客さんや、うまく参加できないお客さんは、スタッフが「手動」で受け付けられます。
ファストパスは必ず設定しなければなりませんか?
いいえ。ファストパスは任意の機能で、使わなくても順番待ちは無料でお使いいただけます。使う場合は、店舗が売上受取(Stripe)の登録を済ませる必要があります。

順番待ちは無料。初期費用・月額費用は0円です。